たまにはゆる読を

今週は特に読書をする計画はなかったんだけど、もう半年近く毎週本を読む生活をしているので何か読まないと落ち着かないってなったので積んでた本を3冊ほど読んだ。

マンガでやさしくわかるアンガーマネジメント

アンガーマネジメントについては課題だったので読んどくか〜って気持ちで積んでた。 怒りのピークは6秒だからそこを堪えるみたいのは聴いたことあったけど、その間にできる7つのテクニックとかは知らなかった。 個人的に怒りは溜めて溜めて爆発するタイプだと思っているのでスケールテクニックとかコーピングマントラはやっていきたい。 あとは怒りを伝える方法というのも苦手で感情的になることでしか出来ていなかったので気をつけたい。 個人的に一番刺さったのは「自分の価値観に固執しない」ということ。これもめちゃくちゃ自覚あるし、だいたいどうにもならないことでイライラするときはここに触れてる気がする。

まんがでわかる中村天風の教え

中村天風って全然知らなかったんだけど、帯に「大谷翔平選手が愛読する」みたいなこと書いてたので気になって読んだ。 哲学者らしいので個人的にはよくわからんって感じだったけどマンガだったおかげでギリギリ理解できた気がする。 めちゃくちゃざっくり言うとこの本の内容では「だいたいのことは気の持ちよう」って言ってるぽかった。 ネガティブなことを考えると体にも悪影響がある、とか。 確かにこれは思い当たるフシが多々ある。 「なんか具合悪いな、病気だったら嫌だな」って考えてるうちってどんどん具合悪くなるけど、意を決して病院行ってたいしたことないことがわかると急に楽になるとか。 起きてもないことを心配するとかもやめなさいって言うのもやっちゃうなぁと思いながら読んでた。

ごきげんになる技術

これはテレビプロデューサー佐久間宣行さんの本で気になってたやつ。 佐久間さんといえばゴッドタンなどで有名な人で個人的に好きな番組を作ってくれる人なのですごく好き。 結構攻めた番組を作る人ってイメージなのでこの人自体もそんな感じなのかと思いきや、意外とネガティブな部分があったりすごく考えて立ち回ってきている人だった。 テレビ業界の厳しさはちょっとだけ知っているのであの世界で病まずに最前線で走り続ける氏の生き方はすごく参考になりそう。 個人的に良かったのは自分に対してはネガティブに、他人に対してはポジティブにっていうところ。 自分に対してポジティブに考えようとすると油断になる。自分に対してはまず最悪を想定してそこからどうやって良くするか考えるっていうのは自分の気質的にもしっくりきた。 それでいて他人に対してはポジティブであることで人間関係がスムーズになるという。あんまり人を褒めるとかもしたことなかったのでこれは真似していきたい。 あとは自分自身のゲームプレイヤーになるというのもゲーム好きとしてはしっくりくるし真似できそう。

所感

3冊中2冊がまんがでわかるシリーズだったので意外とサクッと読めた。個人的にまんがでわかるシリーズは要点がまとまっていて読みやすいので好き。 ごきげんになる技術も好きな人の本だったので楽しく読めた。 勉強する中でいつでも使えるわけではないけど、読みやすい本とか好きな人の本が知りたいジャンルで存在するならそれを選ぶのは良さそう。更に深く知りたければ字の本を読めば良いし。 くしくも3冊ともメンタル系だったので今後の生活にも活かしていきたい。

おすすめ度

  • マンガでやさしくわかるアンガーマネジメント 9/10
  • まんがでわかる中村天風の教え 8/10
  • ごきげんになる技術 10/10

アンガーマネジメントはもうちょっと深い話もありそうな気がした。中村天風の教えもこれだけだと理解が浅い気がするけど、実用書的なのが読める気がしないところは悩ましい。ごきげんになる技術は個人的には一番おすすめ。佐久間さんのことを知ってる人なら多分楽しく読めるはず。