怒りを掘り下げる

前回の記事、前半はモチベーションの話だったけど後半はただの愚痴になっていたことを今日のKPTで指摘された。
ホンマはワイも書いた翌日に読み直して気づいてたんや・・・
この日に酔っ払った同僚に3時間も絡まれたのが悪い。そういうことにしとこ。


とりあえずその内容も含めて、まずはこの怒りを掘り下げるところからやろうって話になった。

まずそもそも何で人に対して怒りが湧くのか?それは自分の期待するところと相手の行動に対してギャップがあるからだということらしい。
なるほど、確かに言われてみればそうだ。
ちょうど今週もこんなことがあった。
「アプリを終了する時に確認ダイアログを出して欲しい。はいを押したらダイアログを閉じる。いいえを押したらアプリを終了する」
どう考えても挙動が逆です本当にありがとうございました。
こんなもん一回見直せば子供でもおかしいことに気づくだろうに適当に仕事しやがって、とワイブチギレ。
自分の期待するところ→正しい仕様を提示して欲しい
相手の行動→間違った仕様を恥ずかしげもなく出してくる
今まで一緒に仕事をしたディレクターと呼ばれる人たちはちゃんとしてた。だからオレはそれが当然だと思っている。
もちろん完璧な人間なんていないので過去のディレクター達にも不満がなかったわけではないけど、そこまでムカついた記憶はあんまりない。


何が違うんだろうと考えた時に、一つ思い出したことがある。
オレは以前フリーランスをやってたんだけど、その時に信頼がものすごく大事だと痛感した。

独立当初、全然仕事が無くて困っていた時に、以前勤めていた会社の人から声をかけてもらって仕事をもらえたということがあった。
それ以降もフリーランス時代の仕事は全て知人から紹介してもらって受けたので営業をかけたことはないし、特に困ることもなかった。
それはお互いに信頼関係が出来ていたからだと思っている。
相手が信頼してくれているからこそ仕事をくれたり、人を紹介してくれる。
逆に自分も相手を信用しているからこそ、仕事を受けたり、紹介してくれた人と会う。
こと仕事において、この信頼関係を築くためには自分の仕事で結果を出すのが一番早くて確実、それがオレの持論。
ちゃんと結果を出せば見てくれる人はちゃんと見てくれる。そしてその人はちゃんと信頼してくれる。
これも今までの経験上の話なのでもしかしたら期待しすぎなのかも知れないけど、今もそう信じて行動している。
だからこそ、弊社の自称ディレクターみたいに手を抜いたような仕事をされると信頼が出来ない。むしろ信頼を侮辱する行為だと感じる。
それがきっと今のオレの中に渦巻いている怒りの正体なんだと思う。
会社に対して感じている不満も、手っ取り早いから給料が〜とか言ってるけど、
自分の成果に対して会社からのフィードバックが一切ないというのがギャップであって、
何の評価もせず、ただただ仕事だけをどんどん増やしてくる会社に対して信頼を失っている状態なんだと思ったら腑に落ちた。


以上を踏まえて、今後どうすれば良いのかはまだわかってない。
言うても今回のパターンで言えば相手は絶対(とは言わないけどおそらく99%以上の確率で)変わることはない。
じゃあ自分が変わるしかないんだけど、どんな自分に、どうやって変われば良いのか。
それはまだ見えてません。難しいね。