今だから言えるSOSの裏話

というほど大したことはないですが、とりあえず書いてみようと思います。
別に前から口頭では言ってるし、裏でも何でもないですけどw

  • 作ろうと思ったきっかけ

言わずもがな今年3月の東日本大震災がきっかけです。
ただ一番最初に考えたのは何かしら有料アプリを作って現地に募金する案でした。
まぁ募金しようとすると収支報告をしなければいけないとか、
そもそもお金取れるアプリなんて昔iPhoneであった「I am a rich」くらいしか思いつかなかったのでやめたんですがw
代わりにこの震災を教訓にして次に同じような災害が起こった時の為のアプリを作ろうと思ったのが始まりです。

  • なぜこのアプリにしたか

地震が起こった時に地震そのもので亡くなる人は実は全然少なくて
ほとんどは2次災害が原因であることは前から知ってました。
とは言え、火事とか今回の震災のような津波は残念ながらアプリでは
どうしようもありません。
しかし生き埋めになったとか身動きが取れなくなったというケースであれば
どうにかできるんじゃないかと思いました。
今自分がいる場所をどうにかして人に知らせることが出来れば助かる確率は格段に上がる、そう考えたわけです。
何故電話ではなくメールとTwitterにしたのかは言うまでもなく
より確実に伝えるためです。
今回の震災時も電話はつながらなくてもWebは普通に使えたことは
記憶に新しいことだと思います。

  • このアプリで苦労したこと

基本的には非常にシンプルな仕様にしてあるので特にありません。
ただしユーザへの対処は非常に大変でした。
例えば屋内でGPSの結果が取得できない、と言う問題。
これは端末がGPSを掴む力が弱いのが原因なのでプログラムでは対処しきれません。
(実は出来るよって情報をお持ちの方がいたら教えてください)
これは今でもたまに言われますが本当にこれ以上説明のしようがありません。
でもこれだと一般のユーザにはわからない、と。
とりあえずこの場で一言だけ言わせてください。
アプリ開発者も全知全能ではありません、普通の人間です

  • 結論

このアプリに関しては完全にアイディアの勝利でした。
それ故に私自身評価されることに非常に戸惑っております…w
あと本当に仕事ください。。。